椿、咲く−絵画と工芸−@茅ヶ崎市美術館


保険会社の椿コレクション。茅ヶ崎の海岸側ではこの時期「椿まつり」。というわけで「椿」らしい。

椿の絵という切り口で、色々な画家の作品を見比べることが出来たし、椿の絵をまとめて見る、という事自体多分、初めてのことで結構、新鮮だった。

ん〜、椿というのは、ただ綺麗に描くのが意外と難しい花なのかも。描くべきポイントというのが分かりにくいというか。多くの人にとって「赤い」のがそこにあるという印象らしく、桜や牡丹のように、まずディテール有りき、という花とは違うことが分かった。あと、何か情念が入り込み易いというかw 赤に黒い色が混じっている人が多くて。

というか、椿といえば(地面にボトッと真っ赤なものが無残に落ちている様子からは)もっと怖い絵も有りそうな気がするけど、保険会社の椿コレクションにはそういうのは無し? まぁ、ある程度の大作でないと、そういう感情は盛り込めなさそうだけど。

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せっかくなので、「椿まつり」の氷室椿庭園へも行ってみた。(本当は美術館の前に寄った)

地図を持たずに行ったら、果たして道に迷う。やっとのことで辿り着いたが、どうやら、椿の盛りにはまだ早かった(苦笑。まぁ「椿まつり」も3月だし。

品種は(貴重なものも含めて)すごく沢山あるようなので、椿好き好き!な人には興奮覚めやらぬ感じだと思うが、大きな違いしかよく分からない程度の私には、割と狭いところだな… というのが第一の感想で。盛りの時期にこのためだけにもう一度来るかというと、もう良いかな… 駅から歩くと、結構(15分位)掛かるし。

http://www.city.chigasaki.kanagawa.jp/kouen/9877/tsubaki/001474.html