2011-01-01から1年間の記事一覧

琳派芸術 ―光悦・宗達から江戸琳派―@出光美術館

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第2部〈転生する美の世界〉金曜の夜間延長で。酒井抱一の銀屏風の使い方の美しさを伝える、というのが今回の展覧会のテーマかも。しかし、鈴木其一の方がより気になる今の私にとって、一番印象的だったのが其一の芒野図の屏風。抑えた色使い、殆ど繰り返しの…

福富太郎コレクション 近代日本画にみる女性の美

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一ヶ月前でいつ行ったかもよく覚えていないけど、多分、この辺の日付。サントリー美術館での「鏑木清方展」でも借りていたけど、清方の作品が充実。しかも魅力的な作品が多く、本当に好きだったことがよく分かる。中ではあの人魚の絵がやはり印象的。その他…

椿、咲く−絵画と工芸−@茅ヶ崎市美術館

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保険会社の椿コレクション。茅ヶ崎の海岸側ではこの時期「椿まつり」。というわけで「椿」らしい。椿の絵という切り口で、色々な画家の作品を見比べることが出来たし、椿の絵をまとめて見る、という事自体多分、初めてのことで結構、新鮮だった。ん〜、椿と…

NODA・MAP 第16回公演「南へ」@東京芸術劇場中ホール

「ザ・キャラクター」「表に出ろいっ!」に続く『21世紀を信じてみる』戯曲の3作目は(相変わらずタイムリー過ぎる)火山測候所の話。う〜ん… 正直に言ってしまうと、今回は(個人的には)ちょっと駄目だった。「パイパー」「ザ・キャラクター」辺りの全体…

高嶺格:とおくてよくみえない@横浜美術館

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横浜美術館での現代作家展というと、少し前の「外した」時の印象が強くて、どうも足が向かなかったのだが、帰りに横浜に用事があったので、ついでにみなとみらいまで乗ってもまぁ良いかなと。結果的には、行って良かった。コレクション展の奈良美智ミニ特集…

運慶−中世密教と鎌倉幕府−@神奈川県立金沢文庫

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有休の平日なら、と思ったのだが、果たして混んでいた。いつもなら5人もいれば「今日はやけに多いな」と感じる2階の展示室なのに、今日は何と6,70人以上はいる! 世の仏像ブームの凄さを改めて再認識させられた。残念だったのは、平日の昼のため、入場者が…

船田玉樹 現代日本画の精髄@ART FRONT GALLERY

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ボタボタ冷たい雨が降る夜に代官山まで。黒い壁に見えるほど描き込まれた松の枝々の奥に透ける光に惹かれる。駅に戻る頃には、雨は雪に変わっていた。船田玉樹 現代日本画の精髄|アートフロントギャラリー | ART FRONT GALLERY

楳恐-うめこわ-@PARCO FACTORY

会場は薄暗い中、壁に貼られた代表作の絵を手渡された懐中電灯で照らしながら眺める展示構成。こういうのは女性の方が好きなのか、周りは女性の二人組ばかりだった。展示作品について友人に長々と語り出す人とか。良いからそこ動いて…私は怖いものが苦手なの…

特別展ダ・ヴィンチ〜モナ・リザ25の秘密〜@日比谷公園

いかにも怪しげな(公式サイトでも判然としない内容以前に、売り方が)このイベント。(レオナルド・ダ・ヴィンチの本物が何一つ無い展示に)1800円も払う価値があるとは思えず、華麗にスルーするつもりでいたが、eplusで平日の夜間チケットを500円で販売と…

上田風子個展「Lucid Dream」@Bunkamura Gallery

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多分、この人の持ち味は、ややギョッとするようなイメージの混淆なのだろうけど、ぱっと見、不気味に感じられるタイプの作品は買い手が余り付いていなかったのが、人間は皆正直だな、とちょっとおかしかった。http://www.bunkamura.co.jp/gallery/110202ueda…

モネとジヴェルニーの画家たち@Bunkamuraザ・ミュージアム

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ジヴェルニーへは一昨年、20年ぶりにパリに行った時に、モネの庭を見に寄るつもりだったので、滞在したアメリカ画家の作品を展示する美術館があること等も予習していた。しかし、旅行の時期が秋にずれたため、モネの庭を見るにはもう遅いかと、かわりに(澁…

平成22年度かながわの遺跡展 「発掘された武家の古都・鎌倉」@神奈川県立歴史博物館

古都鎌倉という歴史には、実のところ、それほど興味があるわけでもないのだが、最近の発掘結果を披露するというのなら、地元民としてせめてそれ位見ておくべきかも、ということで。常設料金。遺跡展としては実質、無料である。入り口で30Pのオールカラーの冊…

映像をめぐる冒険vol.3 3Dヴィジョンズ –新たな表現を求めて–@東京都写真美術館

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19世紀には既に流行していた立体写真等。視力が両目で違う者にとって、実は立体視って結構厳しいものが…最後の藤幡正樹「故郷とは? ジュネーヴにて/Landing Home in Geneva」は頭の中の地図的なイメージを再現するとこうなるかも、という新鮮さがあって興…

日本の新進作家展vol.9 [かがやきの瞬間]ニュー・スナップショット@東京都写真美術館

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結城臣雄による東京の風景で、古い家屋の遙か奥に高層ビルが見えるという写真を「パトレイバー」みたいだな…と思って見ていたら、横で見ていた男性二人が「パトレイバー」の話を始めたので、やっぱり皆連想するんだ、と思った。その後、東京の水辺風景のとこ…

収蔵作品展 [かがやきの瞬間]スナップショットの魅力@東京都写真美術館

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ポール・フスコ「ロバート・F・ケネディの葬式列車」の写真集が凄い。ケネディの葬式列車から人々を撮る、というチャンスに恵まれた時点で卑怯というか、どう撮るかとか関係なく、その時代の人々の姿や意識を一挙に記録化することが出来たわけで、これこそが…

「日本画」の前衛 1938-1949@東京国立近代美術館

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自分を含め、多分、世間的には余り知られていない「戦前の、日本画の、前衛志向」というムーブメントを紹介するという意欲的な取り組み。近美はこういう展覧会をやるために存在していると思う。風邪気味を押してでも、見に行って良かった。

マイセン磁器の300年@サントリー美術館

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マイセンといえば、かつサンド、と反射的に出てしまうほど、マイセンの陶磁器には縁遠い私だけど、以前のドイツ旅行でドレスデンにアルテマイスターを見に行った時は、同じツヴィンガー内の陶磁器コレクションは一応見て廻った(確かセット料金だったので)…

墨宝 常盤山文庫名品展

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展覧会 / 開催中|根津美術館墨跡とか毎回??で終わるわけだけど、雪村(根津美術館の)が見られたりと、地味に充実。根津美術館はこのラインでいってくれれば、いいや。というか、結局、常盤山文庫が謎のままなんですが。「昭和18年、常盤山文庫は鎌倉の地…

DOMANI・明日展2010@国立新美術館

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三好耕三、古郷秀一、遠山香苗、近藤高弘、流麻ニ果、深井聡一郎、鈴木涼子、神戸智行、近藤聡乃、赤崎みま、山口紀子、町田久美近藤聡乃の「てんとう虫」アニメは今さら?と思いつつ、全編見たのは初めてで得した気分。漫画の方は明らかに高野文子の影響下…

琳派芸術 ―光悦・宗達から江戸琳派―@出光美術館

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第1部土曜の昼の美術館は、着物を着たご婦人がぞろぞろと。扇面散貼付屏風とか、光悦とのコラボとか、そういうデザイナーズブランド的な琳派作品は、実は割と苦手なので、水墨でやっと一息。(他からも借りて)質は揃っていたけど、新鮮な発見や驚きより、華…

プライマリー・フィールドII 絵画の現在─七つの〈場〉との対話@神奈川県立近代美術館葉山館

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高橋信行、小西真奈、保坂毅、三輪美津子、東島毅、伊藤存、児玉靖枝による絵画作品小西真奈の作品の独特の魅力(秘密?)についてしばし考える。…情報量のコントロール?404 Page Not Found | 神奈川県立近代美術館

会期終了間際なので、葉山→東京という、やや無茶な展覧会の梯子。

カンディンスキーと青騎士展@三菱一号館美術館

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三菱一号館美術館 | 新しい私に出会う、三菱一号館美術館レンバッハ美術館展かと思ったら、レンバッハ美術館のカンディンスキー(と仲間たち)展だった。そっか、タイトル通りか。三菱一号館美術館の展覧会に共通する印象として、筋が通っている、真面目な紹…

新春企画 博物館に初もうで@東京国立博物館

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東京国立博物館本館リニューアル記念特別公開 東京国立博物館 - 展示 日本美術(本館) 本館リニューアル記念 特別公開

赤摩千穂Works展@ポーラミュージアムアネックス

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「スイーツ」シリーズで一番お菓子らしい(美味しそうな)のはミルフィーユの靴かなと。あとチラシを見たら、表がミルフィーユだったので、作者の人的にも今回これが一番会心の出来なのかも。 http://www.pola.co.jp/m-annex/exhibition/

警視庁カメラマンが撮った昭和モダンの情景 石川光陽写真展@旧新橋停車場「鉄道歴史展示室」

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駅舎関係の写真の説明文がいちいちマニアックで、さすが鉄道歴史展示室、と感心する。 かつての「普通の風景」(なぜプロの写真家が撮った写真が「普通の風景」なのかは、図録に説明があった)の貴重さ。 旧新橋停車場

空と宇宙展−飛べ!100年の夢

どうせならギャラリートークも聞きたいと思い、定時に即、退社する予定が、ちょっとしたトラブルで30分遅れ、会場に着いた時には既に18時半過ぎ。ちょうど終りの拍手が聞こえてきた。無念…と思ったのだが、その後も長いこと、質問や追加の説明があったので、…

生誕120年 河井𥶡次郎 生命の歓喜@日本橋タカシマヤ

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http://www.mainichi.co.jp/event/culture/000931.html

開館15周年記念 帰ってきた江戸絵画 ニューオーリンズ ギッター・コレクション展@千葉市美術館

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帰ってきた江戸絵画 ニューオーリンズ ギッター・コレクション展|2010年度 展覧会スケジュール|千葉市美術館

Ceui × eufoniusツーマンLIVE〜

【公演名】Ceui × eufoniusツーマンLIVE〜伝説のコラボレーション〜 【日程】2011年2月12日(土)【開場/開演】16:00/17:00【会場】Studio Cube 326 昨日、先行予約チケット確保。 eufoniusはかなり好きなのだが、レコーディング中心のユニットというか…