運慶−中世密教と鎌倉幕府−@神奈川県立金沢文庫


有休の平日なら、と思ったのだが、果たして混んでいた。いつもなら5人もいれば「今日はやけに多いな」と感じる2階の展示室なのに、今日は何と6,70人以上はいる! 世の仏像ブームの凄さを改めて再認識させられた。

残念だったのは、平日の昼のため、入場者が中高年ばかりだったこと。白薔薇姉妹みたいな、運慶好きの女子高生(いるのか?)達が押し寄せる、とかそういう風景もちょっと見たかったです(^^;


運慶の仏像の印象は、割と筋肉質で肉つきが良い感じ。…一言で言うと、お相撲さん? 展示されていた帝釈天のお顔のハリを見て、舞の海を思い出した私。

展示で一番興味深かったのは光徳寺の大日如来像の中に、像の完成時に亡くなっていた願主の歯が収蔵されているという説明。像内納入品が歯というのは一種の供養? 個人的には、歯では自身の代わりになる気はしないのだけど…

http://www.planet.pref.kanagawa.jp/city/bunko/tenjiannai.htm