2011-02-01から1ヶ月間の記事一覧

椿、咲く−絵画と工芸−@茅ヶ崎市美術館

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保険会社の椿コレクション。茅ヶ崎の海岸側ではこの時期「椿まつり」。というわけで「椿」らしい。椿の絵という切り口で、色々な画家の作品を見比べることが出来たし、椿の絵をまとめて見る、という事自体多分、初めてのことで結構、新鮮だった。ん〜、椿と…

NODA・MAP 第16回公演「南へ」@東京芸術劇場中ホール

「ザ・キャラクター」「表に出ろいっ!」に続く『21世紀を信じてみる』戯曲の3作目は(相変わらずタイムリー過ぎる)火山測候所の話。う〜ん… 正直に言ってしまうと、今回は(個人的には)ちょっと駄目だった。「パイパー」「ザ・キャラクター」辺りの全体…

高嶺格:とおくてよくみえない@横浜美術館

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横浜美術館での現代作家展というと、少し前の「外した」時の印象が強くて、どうも足が向かなかったのだが、帰りに横浜に用事があったので、ついでにみなとみらいまで乗ってもまぁ良いかなと。結果的には、行って良かった。コレクション展の奈良美智ミニ特集…

運慶−中世密教と鎌倉幕府−@神奈川県立金沢文庫

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有休の平日なら、と思ったのだが、果たして混んでいた。いつもなら5人もいれば「今日はやけに多いな」と感じる2階の展示室なのに、今日は何と6,70人以上はいる! 世の仏像ブームの凄さを改めて再認識させられた。残念だったのは、平日の昼のため、入場者が…

船田玉樹 現代日本画の精髄@ART FRONT GALLERY

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ボタボタ冷たい雨が降る夜に代官山まで。黒い壁に見えるほど描き込まれた松の枝々の奥に透ける光に惹かれる。駅に戻る頃には、雨は雪に変わっていた。船田玉樹 現代日本画の精髄|アートフロントギャラリー | ART FRONT GALLERY

楳恐-うめこわ-@PARCO FACTORY

会場は薄暗い中、壁に貼られた代表作の絵を手渡された懐中電灯で照らしながら眺める展示構成。こういうのは女性の方が好きなのか、周りは女性の二人組ばかりだった。展示作品について友人に長々と語り出す人とか。良いからそこ動いて…私は怖いものが苦手なの…

特別展ダ・ヴィンチ〜モナ・リザ25の秘密〜@日比谷公園

いかにも怪しげな(公式サイトでも判然としない内容以前に、売り方が)このイベント。(レオナルド・ダ・ヴィンチの本物が何一つ無い展示に)1800円も払う価値があるとは思えず、華麗にスルーするつもりでいたが、eplusで平日の夜間チケットを500円で販売と…

上田風子個展「Lucid Dream」@Bunkamura Gallery

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多分、この人の持ち味は、ややギョッとするようなイメージの混淆なのだろうけど、ぱっと見、不気味に感じられるタイプの作品は買い手が余り付いていなかったのが、人間は皆正直だな、とちょっとおかしかった。http://www.bunkamura.co.jp/gallery/110202ueda…

モネとジヴェルニーの画家たち@Bunkamuraザ・ミュージアム

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ジヴェルニーへは一昨年、20年ぶりにパリに行った時に、モネの庭を見に寄るつもりだったので、滞在したアメリカ画家の作品を展示する美術館があること等も予習していた。しかし、旅行の時期が秋にずれたため、モネの庭を見るにはもう遅いかと、かわりに(澁…

平成22年度かながわの遺跡展 「発掘された武家の古都・鎌倉」@神奈川県立歴史博物館

古都鎌倉という歴史には、実のところ、それほど興味があるわけでもないのだが、最近の発掘結果を披露するというのなら、地元民としてせめてそれ位見ておくべきかも、ということで。常設料金。遺跡展としては実質、無料である。入り口で30Pのオールカラーの冊…

映像をめぐる冒険vol.3 3Dヴィジョンズ –新たな表現を求めて–@東京都写真美術館

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19世紀には既に流行していた立体写真等。視力が両目で違う者にとって、実は立体視って結構厳しいものが…最後の藤幡正樹「故郷とは? ジュネーヴにて/Landing Home in Geneva」は頭の中の地図的なイメージを再現するとこうなるかも、という新鮮さがあって興…

日本の新進作家展vol.9 [かがやきの瞬間]ニュー・スナップショット@東京都写真美術館

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結城臣雄による東京の風景で、古い家屋の遙か奥に高層ビルが見えるという写真を「パトレイバー」みたいだな…と思って見ていたら、横で見ていた男性二人が「パトレイバー」の話を始めたので、やっぱり皆連想するんだ、と思った。その後、東京の水辺風景のとこ…

収蔵作品展 [かがやきの瞬間]スナップショットの魅力@東京都写真美術館

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ポール・フスコ「ロバート・F・ケネディの葬式列車」の写真集が凄い。ケネディの葬式列車から人々を撮る、というチャンスに恵まれた時点で卑怯というか、どう撮るかとか関係なく、その時代の人々の姿や意識を一挙に記録化することが出来たわけで、これこそが…