「夜明け前 知られざる写真日本開拓史 II.中部・近畿・中国地方編」@東京都写真美術館

ちょうど学芸員の方によるギャラリートークが始めるところだったので、参加。

そんなわけで、いつものように適当な感想を思い浮かべるというよりも、知識を吸収する方が主になった感じ。元々知らない内容(明治の写真受容史)なので、それはそれで良かったかと。


トークの中では明治天皇の図像に纏わる話(オリジナル写真の下賜と、海賊版の隆盛)が一番面白かった。当時の人が写真に何を求めていたのかが直に分かる数少ない例だったので。

イメージとしては濃尾地震の報道写真が興味深かった。当時の家は土壁だから地震で全部崩れちゃうんだとか、そもそも震災写真(当然白黒)に綺麗に彩色をしたものが輸出用の写真として売られてた事実とか。

そんなに写真史に興味があるわけではないけど、次回(2年後?)も出来れば見たい。(5/4訪問)

東京都写真美術館