「筆墨の美―水墨画展 〔第1部〕中国と日本の名品」@静嘉堂文庫美術館

二子玉川からのバスが無かったので、タクシーに乗ってしまった。丘の上の美術館まで乗り付けるのを前から一度やってみたかったのだ。←貧乏性

入口では作品が載っている図録をどれでも持って帰って下さいとのこと。GWのサービス企画なのか廃品処分なのか、とりあえず「優品展」の図録を貰って帰る。

展示作品の中ではやはり牧谿の「羅漢図」が一番凄かった。深山で座禅を組んでいる羅漢の膝元にパックリ口を開けた大蛇が…といった、いわば「志村後ろ、後ろ!」的な図柄でありながら、霧のただならないまでに濃い描写が余りに凄いので、蛇とか本当どうでも良く見えてくるという。(5/4訪問)

静嘉堂文庫美術館